「弁護士法人あらた」から受任通知兼請求書が届いた場合の対処法

「弁護士法人あらた」から受任通知兼請求書が届いた場合の対処法

ある日突然、「弁護士法人あらた」という名前で「受任通知兼請求書」という書類が届くと、誰でも驚き不安になるものです。

これは本物なのだろうか?

何の請求なのか?

無視したらどうなるのか?

どう対応すればいいのか?

このような疑問や不安を抱えている方のために、こちらでは「受任通知兼請求書」とは何か、そして「弁護士法人あらた」から通知が届いた場合にどう対処すべきかを、分かりやすく解説します。

「受任通知兼請求書」とは何か?

まず、最も重要な「受任通知兼請求書」という書類の意味を理解しましょう。

この書類は、文字通り「受任通知」と「請求書」が一体となったものです。

受任通知の意味

受任通知とは、弁護士や法律事務所が債権者(お金を貸している側や、料金を請求する側)から依頼を受けて、その代理人となったことを知らせる通知です。

つまり、「今後の連絡窓口は弁護士になりました」という意味を持ちます。

これまで携帯電話会社や通販会社などから直接督促が来ていたものが、法律事務所を通じた正式な請求に切り替わったということを示しています。

なぜ弁護士法人が請求するのか?

企業が未払い料金の回収を行う際、最初は自社で督促を行いますが、それでも支払いがない場合、「弁護士法人あらた」のような専門の法律事務所に債権回収を委託することがあります。

これは違法な行為ではなく、正当な債権回収の手続きです。

弁護士法人あらた」は、携帯・通信会社、後払決済会社、通販会社、家賃保証会社など、様々な業種の大手・上場企業から債権回収業務の委託を受けている法律事務所です。

つまり、ソフトバンクなどの携帯電話会社、atoneなどの後払い決済サービス、通販会社、家賃保証会社といった企業から正式に委託を受けて債権回収を行っているのです。

届いた通知を確認する際のポイント

受任通知兼請求書が届いたら、まず以下の点を確認しましょう。

1. 差出人の事務所名と所在地を確認する

通知書に記載されている事務所名と所在地が正しいか確認しましょう。
「弁護士法人あらた」は東京都千代田区麹町に所在しています。

2. 記載されている電話番号を確認する

通知書に記載されている電話番号を確認し、不明な場合は公式サイトから代表電話番号を調べて問い合わせることをお勧めします。

3. 身に覚えのある請求か確認する

  • 携帯電話料金(ソフトバンクなど)
  • 後払い決済サービス(atoneなど)
  • 通販サイトの代金
  • 家賃や保証料

ポイント

これらの支払いに未払いがないか、過去にさかのぼって確認してみましょう。
サービス名と運営会社名が異なることもあるため、日付や金額も照らし合わせることが大切です。

4. 過去に督促を受けていないか思い出す

受任通知兼請求書が届く前には、通常、何度か督促が来ているはずです。
メールや電話、郵便での督促を見逃していないか確認しましょう。

【ケース別】具体的な対処法

ケース1:身に覚えがあり、支払い可能な場合

すぐに支払いましょう。

通知書に記載されている支払期限内に、指定された口座に振り込んでください。

支払いが完了したら、念のため振込明細を保管しておくことをお勧めします。

ケース2:身に覚えがあるが、支払いが困難な場合

絶対に無視してはいけません。以下の手順で対応してください。

「弁護士法人あらた」に連絡する

通知書に記載されている電話番号に連絡し、支払いの意思があることを伝えましょう。

分割払いの相談ができる可能性があります。

専門家に相談する

他にも借金があり、返済が困難な場合は、弁護士や司法書士などの専門家に相談することを検討しましょう。

借金問題の解決方法について、適切なアドバイスを受けることができます。

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まとめ:冷静に、誠実に対応することが大切

「弁護士法人あらた」から受任通知兼請求書が届いた場合、まず理解すべきは、これは正規の法律事務所が企業から委託を受けて行っている正当な債権回収であるということです。

突然の通知に驚き、不安になる気持ちは分かりますが、まずは冷静に通知の内容を確認し、身に覚えのある請求かどうかを慎重に判断することが大切です。

最も避けるべきは、通知を無視してしまうことです。

無視は事態を悪化させるだけであり、「最終的には裁判や財産の差し押さえ」といった深刻な事態に発展する可能性があります。

支払いが困難な場合でも、必ず何らかの対応を取るようにしましょう。

通知書に記載されている弁護士法人に連絡して分割払いの相談をするか、他にも借金がある場合は弁護士や司法書士などの専門家に相談することをお勧めします。

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